ドロップシッピング

消費者が商品を購入したら無事に商品を配送してお届けする。
これがドロップシッピングの軸でもある大切な作業です。
店舗が直に行っているECサイトでは、配送業務も販売者が行っています。
しかしドロップシッピングでは、商品の配送は主にサプライヤーが行っています。
このようにして間に業者を挟むことなくサプライヤーが直接商品を届けてくれるのでドロップシッパーは商品の発送業務という繁忙な作業を行わなくてすみます。

ただしこのサプライヤーからの直接配送について問題点もあります。
それは消費者が複数商品を購入した場合に起こる問題です。
例えばあなたのサイトで消費者が商品Aと商品Bの2品を購入したとします。
ただし商品Aと商品Bのサプライヤーが別だったとします。
その場合、商品Aは商品Aを取り扱うサプライヤーが発送し、商品Bは商品Bを取り扱うサプライヤーが発送します。
こうなると消費者は1つのショップで商品を買い物したにも関わらず、2ヶ所から商品が配送されてくることになります。
2回に分けて送られてくるので、荷受が2回になる手間もありますし、到着日が異なることもあります。
当然2ヶ所それぞれから配送されてくるので2ヶ所分の配送料を負担しなければならなくなります。
見た目は1つのショップで購入したのに配送料が2倍ということが消費者を混乱させるでしょう。

この問題点解決のために、DSPが一時的に商品を預かってまとめて配送するという手段をとっているところもあります。
消費者の人は注文前に配送方法についてもきちんとチェックすることが大切になってくるのです。

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